新卒で美容クリニックで働くのはありかなしか？

 新卒の方や第二新卒の方から、よくこのような相談を受けることがあります。もちろんあり得る選択肢ではあります。ただし、個々の状況や目標によって、それが最善の選択かどうかは変わってきます。以下に、考慮すべきポイントをいくつか挙げます。

 

どの美容分野に行きたいのか？

美容クリニックでは、採血、点滴、注射といった基本的なスキルが必要になることが多いです。また麻酔を用いたオペがある場合もあり、基本的なアセスメント能力を求めらることもあります。こうしたスキルがない状態で選択できる美容クリニックは医療脱毛がメインのところになるケースが多いです。ご自身がやりたい美容医療はどんなものなのかしっかり考える必要があると思います。

 

 

実際に就職した人の話

新卒、第二新卒で美容クリニックに就職された方が、口を揃えておっしゃるのが、「仕事がつまらない」です。前項でお伝えしましたが、基本的な看護技術がない状態で選択のできる美容クリニックの多くは医療脱毛をメインとしている所です。単純作業でノルマに追われて、1-2年で退職される方がほとんどです。医療脱毛の経験しか積めていないので、美容クリニックの専門技術も身についていないため、その後の転職も難航しています。そこでも皆様が口を揃えておっしゃるのが、「最初に病棟で3年、勤務しておけばよかった」です。

病棟経験を3年積んでおけば、就職先の選択肢も多くなり、レーザー治療、ボトックス注射、施術前の患者様の準備や施術中のアシスト、施術後のアフターケアなどが経験できキャリアアップできたはずです。

 

美容に行きたいけど迷っている方へ

専門の担当者がゆっくりお話を傾聴します。その上で方向性を決めていきましょう。まずはお気軽にご相談下さいませ！