訪問リハビリは向いている?PT・OT・STの新しいキャリアの選択肢
2025/03/05
投稿者:転職ガーデン
リハビリ職として働く中で、「病院勤務以外の選択肢はあるのか?」、「訪問リハビリはどんな働き方なのか?」と考えたことはありませんか?
病院や施設での勤務が一般的な理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)ですが、近年、訪問リハビリという働き方が注目を集めています。
「訪問リハビリはどんな人に向いているのか?」 「病院勤務とどう違うのか?」
今回は、訪問リハビリの特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
訪問リハビリとは?病院・施設勤務との違い
訪問リハビリは、利用者の自宅を訪問し、リハビリを提供するサービスです。病院や施設内で行うリハビリと大きく異なる点は、利用者の生活環境に合わせた個別支援ができること。
【病院・施設勤務との違い】
病院・施設勤務 | 訪問リハビリ | |
---|---|---|
リハビリの環境 | 院内・施設内のリハビリ室 | 利用者の自宅 |
対象者 | 急性期・回復期・維持期の患者 | 退院後の在宅生活を支える利用者 |
リハビリの内容 | 医療機器を活用したリハビリも可能 | 日常生活に即した動作訓練が中心 |
勤務形態 | 病院のシフト制が多い | 訪問スケジュールに応じた勤務 |
収入の仕組み | 病院・施設の給与体系 | 訪問件数に応じたインセンティブあり |
訪問リハビリのメリット
① 利用者の生活環境に合わせたリハビリができる
病院や施設では限られた空間でのリハビリが中心ですが、訪問リハビリでは実際に利用者が生活する自宅の環境に合わせた支援ができます。
✅ 実際の生活動作に直結するリハビリが可能
例:「玄関の段差をスムーズに上がれるようにする」「キッチンでの動作をスムーズにする」
✅ 家族への介助指導もできる
例:「ご家族が安全に介助できる方法を伝える」「転倒リスクを減らす住環境の改善アドバイス」
② 一人ひとりとじっくり向き合える
病院や施設では1日何人もの患者を対応することが多いですが、訪問リハビリは1回の訪問で40〜60分の時間を確保できるため、利用者とじっくり向き合えます。
✅ 利用者ごとに細かくカスタマイズしたリハビリができる
✅ 目の前の利用者に集中できるので、やりがいを感じやすい
③ 柔軟な働き方が可能
訪問リハビリは、勤務時間や訪問スケジュールを自分で調整しやすいのもメリットの一つです。
✅ 「夜勤なし」で規則的な生活ができる
✅ 訪問件数に応じた収入アップが可能(1件当たりの報酬があるため、件数を増やせば高収入も狙える)
✅ 時短勤務や週3日勤務などライフスタイルに合わせた働き方も可能
訪問リハビリのデメリットと注意点
① 1人で訪問するため、トラブル対応力が必要
病院や施設では周囲に他のスタッフがいるため、困ったことがあればすぐに相談できますが、訪問リハビリは基本的に1人で利用者宅に行くため、判断力や対応力が求められます。
【対策】
✅ 事前に利用者の情報をしっかり把握する
✅ 分からないことがあればすぐに事業所や主治医に相談する
✅ 緊急時の対応マニュアルを事前に確認しておく
② 移動が多く、スケジュール管理が重要
訪問リハビリは利用者の自宅を1日数件訪問するため、移動の負担が大きいこともあります。
【対策】
✅ 訪問ルートを効率よく組み立てる(移動時間を短縮)
✅ 車移動が必要な場合は、運転に慣れておく
✅ 時間に余裕を持ったスケジュール管理をする
訪問リハビリはこんな人に向いている!
✅ 利用者とじっくり関わりたい人 → 1回のリハビリ時間が長く、個別対応がしやすい
✅ 夜勤なしで働きたい人 → 日勤のみで規則的な生活ができる
✅ ライフワークバランスを重視したい人 → 時間の融通が利くため、家庭との両立もしやすい
✅ 臨機応変な対応が得意な人 → 突発的な対応も求められるため、柔軟な考え方ができる人に向いている
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訪問リハビリは、これからの時代にますます需要が高まる働き方です。病院・施設勤務とは違う、新しいキャリアの選択肢として、ぜひ検討してみてください!